コロナ禍に仕事を辞めて病気が見つかったって話
2020年6月に仕事を辞めた。
理由は突然の手足のしびれ。
何日かすれば治まるだろうと少し様子を見たが、悪化していくばかり。
さすがにまずいと思い神経内科にかかったが原因不明。
その後の循環器内科、整形外科でも原因がわからず、たどりついたのは
精神科。
もともと14歳の頃から双極性障害Ⅱ型の診断を受けていこともあり、「結局ここか」と。
今思えば信じたくなかったんやろうな。絶対心が原因じゃない!と自分に言い聞かせてたのかもしれん。(まぁその変な意地のせいで総額8万ほどかかりました。ばか。)
コロナで正直かなりのストレスを感じていた実感はあった。
高齢のパートさんが多い職場だったから、もし自分が知らないうちにコロナにかかっていたら…うつしてしまったら…と考えるだけで辛かったし
緊急事態宣言が発令されても私の職場はフル稼働プラス客足も減らなかった(ありがたいことだけどね)。
毎日得体の知れぬウイルスの恐怖と衛生面に過敏になっているお客様への対応、プラスして初めて新人を育ててた時期でかなり参ってたと思う。
まぁ、また通院してりゃ治るだろうと思い、紹介状を片手にクリニックを訪れた。
診察室に入る前に看護師さんから家族構成や、過去どんなふうに過ごしてきたのか、どういった家庭環境だったのかなど、15分くらい問診を受け、いざ先生と初対面。
「こんな環境で…よく頑張ってこられましたね…」
ん???????
どうやらそもそも私ネグレクト受けて育ってたらしい。(またなんか別に書きます)
まぁ躁鬱ですよと。それはわかってたのでよかったんやが…
もう一つ病気が見つかりまして。
PTSD っていうんですが…
多分聞いたことくらいあるよーなんて人も多いと思います。
すごく簡単に言えばトラウマがフラッシュバックして生活に支障が出たり、人間関係がうまく築けなくなったりします。
昔は戦争を経験した人がなる病気だと言われていたそうです。
ですが、今では非日常的な出来事(大きな災害、事故、事件、性的犯罪など)に巻き込まれたり、見たりすることでも発症しますよと。
私は10代後半でそういった出来事を経験しており、ずっと無自覚で生活していました。
振り返ってみると確かに…と感じる症状ばかりで、こんなに当てはまるもんなのかと驚きました。
逆にこの状態で働いていたことに先生は驚いてました。自覚なかったし、みんなこういう気持ちで生きてると思ってたから頑張るしかなかったんですよねぇ…生活もあったし。
仕事を辞めて治療に専念しなければいけなくなり、会社にどう伝えていいかわからず、すごく悩んだ。
精神科にこれから通わなくてはいけないこと。医者からのストップがかかってることをお話してそのまま退職の手続きをした。
最後まで迷惑をかけたけど、オーナーの奥さんが一つも嫌な顔をせず、今でも心配して連絡をくれるのがとてもうれしい。
長くなったけど、今は家でゆっくり休養してます。
薬と治療のおかげで少しずつですが症状も改善されてきています。
もし最後まで読んでくれた人がいたら、心より感謝です!
また気が向いたら書きに来ます。
またの